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紫外線とニキビの関係 |
紫外線は美容の大敵と言われています。 なぜ、紫外線がよくないかというと、活性酸素を発生させてしまうからです。
日焼けによって皮膚に炎症が起きるのも、紫外線によって生成される活性酸素が原因です。
紫外線を吸収して、その害から皮膚を守るためにメラニン色素が作られていますが、このメラニン色素がシミやくすみをもたらします。
また、紫外線を浴びて、毛穴に詰まった皮脂が酸化されるせいでコメド(面皰)が作られて、アクネ桿菌が分泌するポルフィリンに紫外線が当たると、活性酸素が大量に発生します。
このように紫外線によって活性酸素が発生し、皮膚が酸化されてしまうことが、ニキビをはじめとす肌のトラブルの原因です。
ですから、紫外線対策を怠らないようにすることは、さまざまな肌トラブルの予防につながります。
しかし、活性酸素を発生させる原因は紫外線だけではなく、水道水に含まれる塩素や酸化しやすい油を多く含む食品、タバコなども活性酸素を発生させます。
さらに、人間の生体活動によっても活性酸素は作られます。
呼吸によって取り入れた酸素を体内で利用するとき、食物を摂取してエネルギーに変換するとき、そして、体内に侵入してきた細菌やウイルスなどを退治しようと免疫細胞が活動するときなど、日常のあらゆる場面で活性酸素と関わっています。
アクネ桿菌が増殖しはじめた際、強力な殺菌作用のあるヒドロキシラジカルを生成して、菌の害から身を守ろうしますが、このヒドロキシラジカルも活性酸素の一種です。
アメリカでは、こうした活性酸素の害を防ぐことを主軸にしたニキビ治療が行われていて、日本でも活性酸素の害を防ぐ優れた治療薬がどんどん開発されています。
「抗酸化」は今、健康で美しい肌を守るキーワードになっているといっても過言ではありません!
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