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皮膚の基本構造 |
ニキビは、青春のシンボルではなく皮膚の病気のーつです。
現在、日本では思春期を過ぎた20代、仕事や家庭でのストレスがたまっている30代、そして、老化のケアが必要になってくる40代・50代の人でもニキビに悩む人は少なくありません!
皮膚は、表皮、真皮、皮下組織の三つの層から構成されています。 表皮を詳しく見ると、角質層、透明層、顆粒層、有棘層、基底層からなっていますが、透明層は手のひらと足の裏にしかありません!
この内、新しい細胞を作り出しているのは表皮の一番深部にある基底層です。 基底層で作り出された細胞は、次に作られた新しい細胞に押し上げられるようにして、有棘層、顆粒層、角質層へと皮膚表面に向かって移動していきます。
角質層まで押し上げられた細胞は、やがて薄い角片(アカやフケのこと)となってはがれ落ちます。
このようにして、表皮は新陳代謝を繰り返し、常に新しい細胞へと入れ替わっています。 これを皮膚のターンオーバー、または角化といいます。
基底層で作られた新しい細胞が角質層まで移動するのに約二週間、それから角片となってはがれ落ちるまでに約二週間とされ、皮膚のターンオーバーは約四週間で行われるのが普通です。
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